火. 3月 21st, 2023

少し前に速報をお伝えしましたが、本日2月25日に、正式に4シリーズカブリオレがデビューしました。
先日M440i試乗の記事を書きましたが、その際にG80/G82のカタログと一緒にG23のカタログもいただいていたので、詳細はおおよそわかっていたのですが、正式なデビューという事で改めてご紹介します。

カブリオレにも420iが追加されるという話は前回も書きましたが、今回何より大きな変化は420iの追加だと思います。F23・2シリーズカブリオレがラインナップからなくなったのも大きな影響と思いますが、これまでハイエンドである435i/440iしかラインナップされなかったカブリオレに420iが登場したのは選択肢が大幅に増えた感がありますね。

さて、それではG22との装備の違いを見ていきたいと思います。
価格についてはオープンの開閉機構やそれに伴う補強等が増える分、少し上がっていますね。

クーペカブリオレ
420i¥5,770,000¥6,410,000
420i M Sport¥6,320,000¥6,960,000
M440i xDrive¥10,250,000¥10,890,000

ざっくり60万円くらい増というところでしょうか。
ということで装備を見ていきますが、参考情報はこちらから。
G22 クーペ / G23 カブリオレ

最初のセクションはセーフティ、セキュリティです。
この項目は基本的にクーペ、カブリオレ共に同じ構成になっています。
420iには、パーキングアシストプラスとヘッドアップディスプレイがオプションです。

エンジンの項目は同じなので割愛します。次いでトランスミッション周り。
基本的にこの項目にも違いはなさそうです。アダプティブMサスペンションや、MスポーツブレーキはM440iは標準、420i MSportにはファストトラックパッケージとして設定されています。

エクステリアも同様に、BMWレーザーライトのオプション設定等含めて同じです。一点気になるのは、クーペの420iには、オートマチックトランクリッドオペレーションがオプション装備でしたが、カブリオレには記載がありませんでした。カブリオレになることでトランク周りは専用部品ですので、標準で装備されている可能性もありますが、カタログにも記載がないので詳細は要調査ですね。

インテリアに移りましょう。地上デジタルチューナーやharman/kardonのサウンドシステムなどはオプション構成は同じです。
シートの形状やシート表皮の設定なども同じですが、一部違うのは、420iクーペには電動サイドサポートが標準装備で、ランバーサポートがオプションでした。420iカブリオレは、Standardの場合、サイドサポートもランバーサポートもオプションで、M Sportは標準装備となっています。
微妙な差ではありますが設定が違っています。
また、420iカブリオレのM Sportにはセンサテックダッシュボードが標準装備。カブリオレということでこの辺はありがたい装備ですね。

さて、オプションですが、420iカブリオレにはイノベーションパッケージの設定がありません。イノベーションパッケージは、BMWレーザーライトやヘッドアップディスプレイなどをセットにしたオプションで、クーペの場合¥319,000-のオプションでしたが、カブリオレはこちらがなくなり個別にオプション設定となりました。
そのため、両方欲しい場合、BMWレーザーライトが¥206,000-と、ヘッドアップディスプレイが¥151,000-となり、トータルでは420iクーペの方が安く済むという結果になりました。
また、Mスポーツシートはカブリオレに設定がありません。

ホイールの設定諸元等も大きく違いはありませんが、車重に関しては150kg増となっています。
ということで、装備も微妙な違いがありますが、基本的には420iクーペとの装備さは大きくないようです。
M440iはハイパワーで乗り心地もよく楽しみですが、カブリオレはパワーを楽しむというよりはゆっくりドライブという使い方が面白そうですので、420iカブリオレは面白いかもしれませんね。

ちなみに、今回も本国ではコンバーチブル、日本ではカブリオレと表記を変えているようです。エンブレム等あるわけではないのであまり違いはないですが、面白いこだわりですね。

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