日. 3月 26th, 2023

ドイツ本国にて1シリーズに128tiが追加されました。
“ti”は、E36/E46に3シリーズコンパクトとして設定されたハッチバックモデルに設定されたグレードになり、”Touring International”の略という事です。
少しパワーがあり、スポーツカー要素のあるモデルとなります。

スポーティなモデルはM Sportでは?と思った方も居るかもしれませんが、M Sportはどちらかと言うとMの雰囲気を纏うパッケージ/グレードと表現するべきで、エンジン性能などの違いは特にありません。

もちろん、タイヤサイズが違い、M Sportは18インチなどになりますので、ハンドリングはスポーティな印象になるかもしれませんが、エンジン性能はそのままです。

さて、という事で128tiですが、28という事ですので、2800cc級相当のパフォーマンスという事を暗に意味しています。
実際のスペックは265PS/400Nmとなっており、M135iの306PS/450Nmにも引けを取らないスペックです。
パワーウェイトレシオは5.73kg/PSとなり、M135iの5.22kg/PSと500g差となっています。
ちいみに、118iだと10.25kg/PSとなりますので、相当な軽快感ではないと思われます。近しい国産車だと、スバルWRX(VAB型)が、1480kgに対して308PSで4.80kg/PSとなっています。
ちなみに、一般的な普通車は10kg/PSくらいが一般的です。例えば420iグランクーペだと8.91kg/PSと約9キロですね。M4の場合、3.08kg/PSです。試乗車など借りた事ありますが、速いわけですねー。

話を戻しますが、そういう訳ではtiのエンブレムはホットハッチの証でもあります。今回、M135iがxDrive化されており、速さやスタビリティ面では非常にメリットのある4WDですが、サーキットなどではなくワインディングでの走りをたのしみたい。という層に向けてFFでデビューさせたものと思われます。

本国の価格で約42,000ユーロ。オプションの状態がわかりませんが、M135iの本国価格と日本価格の対比で考えると、日本導入されれば、540万円前後ではないかと考えられます。
ライバルモデルはVWゴルフGTI
アウディS3やメルセデスAMG A35だとM135iに相当してしまいますので、アウディやメルセデスだと直接的なライバル車種が無い形になりますが、ゴルフGTIはまさにライバルといえましょう。ゴルフは500万を切ってくる価格帯ですので、この辺りは気になる部分ですね。

同じプラットフォームの2シリーズグランクーペにもtiが出るか気になるところですが、ホットハッチ=tiのような構図もあるので、今後が楽しみなところですね。

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