新型4シリーズのインテリアについては新型3シリーズと同等という事でお伝えしましたが、F系とどの程度違うでしょうか?確認してみましょう。


早速インテリアですが、新型のインパネはカーブと直線がうまく融合しており、躍動感のあるインパネになっていますね。
また、スイッチ関連の設置場所が集約されており、非常にすっきりとした印象です。
ナビのモニターはより大型化され手前に設置されていますので、これまでより見やすくなりそうですね。
センターコンソールはサイドブレーキのレバーがなくなった分すっきりした印象です。
助手席側は斜めにカットされており同乗者のスペースを広くとっています。この辺りのデザインはE46のインパネを思い出しますね。


新型で目を引くのは大型化されたナビゲーション画面。タッチパネル機能のある10インチサイズという事で、操作しやすいように、より手前にオフセットされていますね。
エアコンの表示スペースは少し狭くなった印象もありますが、エアコンの表示だけですので十分でしょう。エアコンについては、引き続き運転席と助手席で温度を分けられる他、G系からリヤシートも独立してコントロール可能な3ゾーンエアコンになりました。



シフト周りですが、G系ではこの辺りのコントローラも集約されました。
ナビのコントローラの配置自体はあまり変わっていませんが、シフトパネルと全て一体になりました。壊れると高い?かもしれませんが、F系でもこの辺りの故障報告はあまり聞かないので大丈夫?
イグニッションスイッチやモード変更などが縦一列に並ぶ他、シフトの後ろに電動パーキング(サイド?)ブレーキのスイッチが装備されます。
シフトノブ新型に更新されていますが、パーキングスイッチの場所が改善されていますね。
マニュアルモードで操作中に、つい押してしまわないか不安になるので新しいシフトノブの配置はいいと思います。


さて、私のF36は前期型なのでアナログメーターですが、F系も後期モデルはデジタルメーターでした。メーターリングのようなデザインはされているものの、それ以外はディスプレイになっており映像が表示されます。
G系では基本的にデジタルメーターが装備されています。タコメーターは賛否両論の反時計回りという事で、慣れるまで違和感があるという人と、あまり違和感がないという人とそれぞれのようです。
市街地走行で、ドライブモードで走る時などはそれほどタコメーターを意識しないでしょうから、気にならないかもしれませんね。
また、ナビの情報がより大きく表示されるようになりました。
F系も、ナビ利用中は矢印などがメーターパネルに表示されますが、これらの表示がより詳細に、かつ高精細で表示されるようです。
やはりインテリア周り、特にナビなどのソフトウェア関連の装備は、デザイン性だけでなくて機能や性能上の進化が大きいように感じられますね。