先日新型4シリーズが発表となり、このブログでも様々な情報をお伝えして参りましたが、より正確な情報を求めて本国仕様のカタログを読み解いていきたいと思います。
もちろん、日本導入仕様とは異なる可能性はまだまだありますが、メーカー公開資料からですので、より確度の高い情報がえられそうです。
グレード
まずはグレード420i/430iのガソリンモデルはハイブリッドなし、420d/430dは48Vマイルドハイブリッドの車両になります。
どちらも2000ccのエンジンですね。
性能面ではF32の420i/430iと関係性が似ています。
ディーゼルは日本への導入はまだはっきりしていません。F32も本国にはディーゼルがありましたが日本への導入は見送られました。

M440iは、今回からM Performanceモデルとして設定されました。また、3シリーズ同様、xDriveとなり可変型の4WDを搭載します。
こちらは直列6気筒・3000ccターボと48Vマイルドハイブリッドの組み合わせになっています。

外装
日本仕様は3シリーズ同様こちらがメインの仕様となるであろう、M Sport仕様です。日本国内は、F32でもM Sportの人気が高く、販売している車両の多くがM Sportという実態がありますので、M Sportは今回も導入されると見込まれます。
本国では、420i/430iにはオプション設定という形になっています。日本でも、M Sport仕様という形で一つのグレード扱いとなっていますが、G20 3シリーズの例で見ると、420iには非M Sport仕様が設定されるかもしれませんが、430iはM Sportのみ。という可能性もありますね。
M440i xDriveはM Performanceモデルのため、M Sportと同等のエアロになります。

ホイールは18インチ~19インチが設定されており、F30 3シリーズなどに設定されていた、Edition Shadowを彷彿とさせる、ブラックアウトされたホイールなどもオプション設定されています。
窓枠などは全てブラックで統一され、よりスポーティな印象に。
スカッフプレートも、Mロゴの入ったものが装備されます。
アダプティブMサスペンション、Mディファレンシャル、Mブレーキなどがオプション設定されています。

Edition Shadowを思わせる装備はホイールだけでなく、ヘッドライトインナーのブラックアウトや、ミラーカバーのブラックアウトされたバージョンなどもオプション設定されています。
Individual Shadow Lineという表記があります。こちらも日本導入されるのか?それとも後々特別仕様車などになるのか?まだ分かりませんが、Edition Shadowは人気でしたので、日本導入は期待できるかもしれませんね。
ホイール

写真2,3はG20でも採用されているホイールですが、それ以外はG20の日本仕様には採用さていませんので、初導入などされるかもしれませんね。
M440iのホイールはM340iど同等のホイールとなるようです。
インテリア

インテリアは基本的に3シリーズと同等となっています。この辺りはF30/F32の関係性と近いようですが、シートは少し変更が加わっているようです。
ヘッドレストの部分にロゴのようなものが確認できます。
現在、3シリーズのヘッドレストはこのような形式になっていませんので、細かな部分で違いがあるかもしれません。
パッケージオプション

興味深いのはパッケージオプションです。
M SportPackage Proというオプションと、M Carbon Exterior Packageというオプションがお目見えしています。
M SportPackage Proは、Mブレーキなどと共に、MシートベルトやShadow Line、ブラックのリヤスポイラーなどがセットされているオプションです。
コンペティションパッケージのような内容に近い印象があります。
M Carbon Exterior Packageは、カーボンスポイラーやグリルなどカーボンパーツのエクステリアを纏うオプションです。
M Performance Partsとしてディーラーオプション設定されそうなオプション群ですが、メーカーオプションでの設定があるようですね。
ボディカラー

先日記事にしたリークの内容とあまり変わりませんが、サンレモグリーン?と思われる緑色の設定がないようです。
また、3シリーズには設定されている、メルボルン・レッドが設定されていません。また、シルバーの設定がなくブルーストーンが設定されています。これをシルバーと捉えるか、グレーと捉えるかは難しいところですが、どちらかといえばグレー寄り?でしょうか。ミネラルグレーも外されていますね。

内装色は非常に豊富なカラーですが、G20 日本仕様を見るとそれほど楽観視できないかもしれません。
G20では、モカやターコイズレッドのようなインテリアカラーは導入されていません。クーペということで少しバリエーションが増える可能性はありますが、この辺りは要注目ですね。
インテリアパネルも同様で、本国仕様には木目のパネルなども設定されていますが、国内仕様ではよりスポーティな印象のパネルに限定される可能せは高いでしょう。
そのほか、ナビゲーションなどは国別仕様で異なりますので割愛しますが、パーキングサポートやプロパイロットなどのサポート周りは設定があるようですので、この辺りもG20に準拠する形になるかと思います。

