土. 9月 26th, 2020
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GCファミリー

4ドアクーペというカテゴリ、このブログの開設当初にも書きましたが、直近ではメルセデスのCLSがきっかけで始まりました。
4ドアセダンよりもルーフが低くクーペのようなスタイリング。だけど4ドア。という個人ユーザーとしては非常に魅力的なカテゴリの一台です。
7シリーズなどはオーナーカーでもあり、場合によってはショーファーとしての用途にもなり得ます。その場合、リアの居住性が重要になるため、比較的ルーフ高は高くスタイリッシュとは異なる方向になります。
これに対し、4ドアクーペはリアも使えるけどフロントシートが主体のオーナーカーとしての位置付け。
CLSから始まったこのブームは、遡ると日本車でもブームになったことがありました。
その辺の話はこちらをご覧いただくこととして、今日はBMWのお話しです。

BMW GC

近年の欧州車における4ドアクーペの先駆けはメルセデスですが、それを昇華させここまでラインナップを増やしたのはBMWです。
6シリーズの4ドアとして6シリーズグランクーペを発表し、その後3シリーズクーペが4シリーズに分割されると4シリーズでもグランクーペをリリースしました。当ブログはこの4シリーズGCが主なトピックになっています。
その後、X6/X4のようなSAVという形での昇華も行い、最近ではこのカテゴリも他メーカーが追付いし盛り上がっていますね。
6シリーズが8シリーズと事実上の交代を行いましたが、グランクーペのラインナップは変わらず。そして追加として2シリーズグランクーペが発表されました。

ベースは

1シリーズ

2シリーズグランクーペはF44というモデルコードがついており、F40となる新型1シリーズとベースとなるプラットフォームが一緒であることが伺えます。
もうお分かりいただけたかと思いますが、そのままメルセデスCLAやA3セダンなどの対抗馬となります。
元々中国などでは1シリーズ4ドアセダンの需要があったと聞いていますが、少しスタイリッシュなモデルとして導入した形になります。
これまでのグランクーペ同様、のびやかなリヤのデザインが特徴的で、クーペスタイルながら4ドアを持つモデルです。
現行のF22 2シリーズクーペとはベースが違いますので、全く違うモデルかと思うくらいデザインは異なりますが、グランクーペらしいのびやかなラインは引き継がれていますね。

のびやかなデザインがGCらしい
ホイールベースは1シリーズと同じながらボディは約200mm延長
1シリーズとコンセプトは近いがよりシャープに
リアのデザインはX6のような印象も

ターゲットは?

さて日本でこのモデルの位置付けは、先ほども書きましたがCLAやA3セダンあたりとのライバル関係です。
ハイパフォーマンスモデルとしてM235iをラインナップした事からも、ライバルを意識したことが強く伺えます。
さらに、近年欧州車のボディサイズは拡大傾向にあり、F30 3シリーズが幅1800mmを維持していたところ、G20は1825mmまで拡大されました。
F32 4シリーズが1825mmでしたのでG22ではもう少し拡大されることが危惧されます。
ここで問題になるのが日本の駐車場事情です。
少し古い機械式駐車場などですと、1800mm~1850mmの幅が限度という駐車場もあり、一つ上となるDセグメントの車両が入らないという問題がでつつあります。
そうなると、このサイズ感はこれまで3シリーズなどを要望していたユーザーには非常にいいサイズ感となります。
加えて4ドアですので、まさしく3シリーズの顧客取り込みも可能でしょう。
今回のF44 2シリーズグランクーペは、E90 3シリーズとサイズ感は似ていますので、サイズが大きくなって買い替えを諦めていたユーザーには朗報ともいえます。

FF?

さて、そうは言ったものの、BMWオーナーの中にはFRだから。というオーナーは決して少なくありません。
世界中で3シリーズはFRのお手本とも言われますが、それくらいBMWのFRパッケージには定評があります。
それを良さとしてBMWを選択していた人たちにとっては、FF化というのはもしかしたら受け入れにくいかもしれません。
私もまだ試乗などしていませんので分かりませんが、この2シリーズにはFFの悪癖を解消するためにARBという機能が追加されました。
これはタイヤスリップコントロールシステムであるとの事ですが、DSC等とは別に独立して機能し、FF特有のアンダーステアを解消してくれるそうです。
FRの良さは思い通りのラインを描いて走れることにありますので、もしかするといい動きをするかもしれませんね。
試乗車に期待したいところです。

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