土. 9月 26th, 2020

さて、3月末に向けた決算争奪ラッシュも終盤戦に突入してきました。
この3連休は最後の勝負といっても過言ではありません。もちろん、新車の在庫と中古車によるだめ押しはその翌週ですが、事中古車に関しては整備後に登録をする都合上、登録までのスピードが最も早いのは新車の在庫車といえます。

過去の経験ですが、登録までに要する期間は
・注文車(新車) 4ヶ月〜
・在庫車(新車) 1週間〜
・中古車     2週間前後

というのが大方の期間かと思います。
ポイントは、登録の仕組みにありますが、新車の場合は形式認定がされている場合(正規輸入車の場合)、車体番号が明確になり、書類が揃った時点で登録が可能です。
VPCに入庫した後に大きな問題が出るケースも全くないとはいえませんが、少なくともディーラーに届いた時点で注文内容に間違いがなければ登録自体は可能です。
移送中にトラブルに見舞われるリスクがあるので、船上にある状態で登録はしないと思われますが、少なくともディーラーに到着した時点で登録が可能になります。
すなわち、在庫車は注文書さえ固まってしまえばすぐに登録が可能になります。
そのため、最短であれば1週間程度で登録、ナンバーの発行が可能となります。納車前には納車前整備が必要なので、納車に要する期間は2週間程度かかるケースもありますが、詰まるところ値引きなどの条件を引き出すために必要なのは、3末までに1台でも多く登録する。というディーラー側の都合に沿って契約を進める事ですので問題はありません。
多くの場合、輸入車ディーラーは新車登録台数を気にしますが、ここのディーラーでの売り上げ目標などもあり、トップラインでの目標達成に対しては中古車の売り上げも重要ですので、同様に良い条件を交渉可能です。

さて、中古車が時間がかかる理由は、先に整備が必要になるからです。車検が残っていて、名義変更で済ませる場合はもっと早いケースもありますが、車検切れなどで再検査が必要な場合、車検に必要な整備を行った上で再登録となります。
新車の場合でも納車前整備というのは必要になりますが、ナンバー発行後に納車前整備でも問題ないため、このあたりの順番の都合で遅くなるケースがあります。

では本題に入りましょう。
F36はそもそもの販売台数が決して多いわけではない事、また、日本市場向けにF36が発表されたのが2014年5月となり、一番早い登録でも3年を迎えてないことから、中古車市場での台数も非常に少なくなっています。
走行距離の多いユーザーの早期買い替えや、試乗車上がりなどがほとんどを占める形となっているのが実態です。

さらに、昨年LCiではないにせよ、エンジンユニットの変更という小変更を受けており、車体形式自体が違います。
428i/430i・435i/440iについてはグレード名称も違うのでいいのですが、420iについてはそのままということで、一見するとわかりません。ということで違いについて解説していきます。

なお、N20系エンジンは4A20。B48系エンジンは4D20という形式ですので、今回はA型とD型と区別します。
D型は2016年4月に一部変更が発表となりましたので、A型はそれ以前。
確認している限り、一番早い便だと2016年6月上旬に登録されたモデルでもD型があるようです。

・仕様上の違い
N20系からB48系エンジンに切り替わっていますが、出力値などについては大きな違いはありません。
しかしながら、ミッションのギヤ比に変更があり、加速のスムーズ感についてはB48の方が良いと感じる面もあります。
機能面では、D型はレーンディパーチャーウォーニングが標準装備となります。
また、D型の中でも製造が7月前後の場合、ナビのシステムが新しいタイプに変更されている場合があります。
見た目の面では、420iもエキゾーストテールパイプが片側2本になり、エンジンの化粧カバーのデザインが変わります。

・アフターパーツの対応状況
エアロパーツやボディ補強関連、ホール、サスペンション、ブレーキなどの部品は同じ部品を使用していることから、A型D型共に差はなく利用可能と考えて問題ないでしょう。
エンジン周りはやはり注意が必要です。エアクリーナーの品番も変わっているようのですし、そもそもユニットが違いますので、N20用の部品はほぼ使用できないでしょう。マフラーについてはエンドのみの場合は問題なさそうですが、適合が取れているかは要確認です。
当然、ブーストアップチップなども、B48に対応したもの以外は使えないことから、この辺りの部品はN20に比べて少なくなります。
最も、F30もB48にエンジンが変わっていますので、順次増えていくものとは思われます。
ナビについては、新型の場合コーディングの項目に制約が発生するようですので、こちらも注意が必要ですね。

どちらの仕様にするか、決まりましたか?
中古車の場合、どうしてもA型の方が多いため選択肢が少ないケースも多々あります。しかしながら実質的には大きな違いはありません。ギヤ比が違うというのは大きな違いですが、気にする人はきになるものの、普通にDレンジで走るから気にならない。という人であれば、どうでも良いことでもあります。マニュアルモードを多用する場合は、ギヤ比は重要なのでどちらが自分に合うかは確認してみてください。
ギヤ比の違いは、過去の投稿にあります。

ちなみに、一番お買い得に感じられるのは、試乗車上がりで走行距離が少ないわりに年式相応で価格が下がっているモデル。
探したところ、走行5000km未満で新車価格から100万円以上も値下がりしてる個体もありますので、こちらはオススメです。
ただ、中古車は利幅が知れているので、新車の在庫車ほど値引きが期待できないもの事実です。その点には注意が必要です。

One thought on “中古車ならどっち?AとDどちらを買うべきか?”
  1. […] こちらの4シリーズは綺麗にカスタムされた一台です。420iをベースに、ACシュニッツアーのリップスポイラーに、MPerformanceのビッグキャリパーがセットされています。このキャリパーはブレンボ製ですが、メーカー純正品ですので、品質や消耗品の供給面でも不安なく使える優れものです。 また、ホイールもブラックで肉抜きの多いモデルになっており、ドリルドローターとキャリパーをアピールできる良い選択です。 加えて、マフラーの交換と足廻りも変更されているようで、もう一通りコンプリートされた一台になっています。 年式的には2016年7月登録という事なので、車検をまだ迎えていないモデル。この年式と内容で369万円は少し安いようにも感じますが、走行距離も少なく、非常に良い個体ではないでしょうか? 少し気になるのは、このモデルはN20なのかB48なのかです。以前にも記事にしましたが、N20とB48ではかなり性格に違いがあります。どちらが良いかは好みですので、どちらが悪いという事ではありませんが、乗り味の部分なので非常に重要ではないかと考えられます。 F36のエンジン仕様は、2016年4月に切り替えとなりましたが、実際のデリバリーは6月頃からでした。 ただ、もしこのモデルが在庫車からの引き当てだった場合、7月登録でもN20モデルの可能性が残ります。 外観上見分けるポイントはマフラーの形状ですが、マフラーを社外品に交換されているため、それもわからず。といったところです。 ただ、新車を買っていじろうと思うと、あとづけたパーツだけでも100万円を超えると見受けられます。 タイヤホイールのセットが30万円以上しますし、ブレーキは40万円、リップとマフラーがそれぞれ10〜15万円程度。足廻りもビルシュタインの車高調という事なので、30万~40万円と思われ、かなりお買い得な印象です。 加えて、仕様変更したいと思えば変更できる程度のカスタムになっていますので、今後のカスタムという点でも幅が広がって良いですね。 […]

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