インテリアの作り込み

BMWのインテリアはどこか素っ気なく、味気ないようにも思えます。
特に、ライバルのメルセデスとアウディは、比較的色気のある内装のようにも見えます。
これは決して思い過ごしではないと思いますが、BMWのインテリアが素っ気なく感じる理由は単純です。

BMWが重視している「駆け抜ける喜び」
これを具体化するために、インテリアは作り込まれており、それ以外の要素が盛り込まれていないとも言えます。
インテリアは乗る人からすれば非常に大事な要素です。エクステリアも大事ですが、インテリアは常に見える部分になりますので、ここがあまりに安っぽく作られていれば、残念に感じることは間違いありません。
その点、BMWは安っぽくなく、かつ無駄のないつくりと言えます。

さて、何が無駄がないかですが、それはスイッチ周りの集約にあります。
BMWは、各種スイッチ類がそれぞれ関係する項目ごとにグループ化されており、ドライバーは何を操作するかに応じて手を向かわせる場所が決まっています。
アウディも、より運転に集中できるドライビング環境の提供として、ナビの画面がメーターパネル上に表示されるなど、色々と開発を進めており、決して劣っている訳ではありませんが、最新のA4と比べてもその差は明らかです。

まずはBMWから見てみましょう。
写真は4シリーズカブリオレのもの。写真のように、各スイッチ類はすべて纏められており、散らばっていません。
DSCや走行モードの選択などは、すべてシフトレバー周辺で統一されます。
アイドリングストップとエンジンスタート・ストップも同じところです。
このように集約をしています。ナビとオーディオが分かれていますが、このオーディオはナビで操作できるものを、補助的にそうさせるいわばショートカットの役割ですので、助手席からも扱いやすい位置にあると考えられます。

次にアウディをみてみます。
非常にシンプルですし、よくできていると感じられますが、BMWと違い、走行関連のスイッチ、エンジン関連のスイッチがバラバラになってしまっています。
そのため、走行中にDSCの設定変更をするには、シフトノブ周辺ではなくインパネに手を伸ばすことになります。
慣れの問題とも言えますが、少し違和感があるかもしれません。
でも、非常によくできていて、インパネに力を入れているアウディでもこれほどの差があります。

これも一つ、BMWのアイデンティティなのかもしれません。


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