4ドアクーペ と言うカテゴリ

クーペスペシャリティからの派生モデルにP90141813_highRes_the-new-bmw-4-seriesよる4ドアサルーン。

4ドア・クーペとも言える車。

そういうコンセプトの車は、これまでも無かったわけではありません。

そもそも、この市場を開拓したのは、メルセデスベンツ・CLSであり、アストンマーチン・ラピードや、ポルシェ・パナメーラなどがそれに続きました。

マセラティ・クワトロポルテなんかも、ベースに2ドア車両があるわけでは無いですが、このカテゴリと言えます。

BMWとしての最初の4ドア・クーペは、6シリーズグランクーペ。

5シリーズセダンと7シリーズセダンの中間に位置し、シャーシとしても7に近い位置付けの一台です。

特徴的でシャープな6シリーズのデザインをそのままに、グラマラスで魅力的な4ドアサルーンとして、非常にセンセーショナルP90169516_lowRes_the-new-bmw-6-seriesだったことを覚えています。

特にM6グランクーペはワイドなボディ故のグラマラスなデザイン、そしてMチューニングの性能の高さが何よりの特徴と言えます。

この6GCのヒットに気を良くしたのか、4GCは4Coupeに遅れること半年を経てデビューしました。

3シリーズセダンではありきたりに感じてしまう。でも、4Coupeでは使い勝手が悪い。

そういうユーザーに向けて作られたことでしょう。ここで気になるのは、3グランツーリスモ。

より車高が高く、ツーリングとセダンの中間というイメージの一台ですが、シルエット的には似ている一台です。

とはいえ、3GTは実用向け。4GCはよりスペシャリティに降った一台としてデビュー。

3シリーズでは物足りないけど、5シリーズまでは必要無い。

でも、プレミアム感の高い車が欲しい。やっぱりドアは4枚以上で。

という要求に対して上手くマッチしたのでは無いでしょうか。

実際、現地欧州でも、3や5のセダン、またEクラスなどは、ビジネスマンが乗っている車=実用的な車。という印象が強いようです。

さて、こういうモデルを見て、やはりヨーロッパは違うな。と言いたいところですが、実は遥か昔に日本にも同じようなコンセプトの車がありました。

それも、比較的大量にありました。

その発端はカリーナEDです。セリカのシャーシをベースに流麗なフォルムの4ドアセダンを作る。カリーナやコロナは、どこか実用車のイメージが抜けませんが、ED/EXiVならオシャレに見える。

そういう一台です。

日産からはプレセア、三菱はエメロード、マツダはペルソナとクーペスタイルの4ドアサルーンを製造しました。

これらの車種はまだ昭和から平成という時代にあって、ピラーレスハードトップなどを採用していましたが、衝突安全ボディの普及が叫ばれ、衝突安全基準が高まるにつれて姿を消していきました。

バブル経済のあと、日本はRVブームだった事や、車種の再編があった事も一因と言えます。

4ドアクーペの発祥は日本だ、カリーナEDだ。と言ってしまうのは少し乱暴ですが、ルーツとも言える、クーペスタイルの4ドアの歴史は意外にも古いものであり、現代なりの新しい解釈が加えられたと考えられます。

そして、欧州のプレミアムクラスではこのコンセプトが良くマッチした。という事なのかもしれません。

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